2014年10月28日火曜日

八と赤き心

先日勉強していた中で、日本人
は、「八」という数を重視してい
ました。と読みました。

「八」は、無数、無限という意味
を表します。それゆえ八百万
神といえば、無数の神々という
意味になります。

花に例えると八分咲き、「咲き
も揃わぬ、散りも始めぬ」の
八分咲きであり、これから満開
に向けて進んでいく、英語で
いえば現在進行形です。

この心を弥栄といいます。「いやさか」と結婚式の乾杯の際の
発声にも使われました。

美しい言葉です。

日本の国は、「神ながら言挙(ことあ)げせぬ国」といいます。
言挙げとは、つまらぬ理屈は言わない、清明心(あかきこころ)、真心
を尽くして成り立つ国であります。清明心は、赤き心とも書きます。

赤き心こそ、明るい清らかな心であり、これが神道の道徳的精神であります。

そしてこの清明心、赤き心をどこまでも
尽くしていくことを、「追進」といいます。

神道が大事にしている、「明き浄き正しき直き心」を持って
今日も頑張ります!

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