2014年11月19日水曜日

昨日は、十五日の月参りを
していてふと感じました。
「も~~~秋!」
気温の変化や朝の澄み渡
る青空、雲、などは、秋の
訪れを感じておりましたが、
神社に参拝に行き、落葉
やイチョウの色付きを見る
と本当に秋を感じます。

都会に住んでいると、虫の
鳴く声や草木の変化を見る
事がなかなかできません
が、やっぱり神社ですね。
神社に行くと四季を感じます。

秋の和歌で好きなのは、
在原業平(ありわらのなり
ひら)の秋の紅葉の歌

懐かしい、「百人一首」で
国語の教科書に良く出
ました。

ちはやぶる 
神代もきかず
竜田川
からくれなゐに 
水くくるとは

「からくれなゐ」は、「唐紅」で、紅葉の葉で、紅いろに染まった竜田川

「ちはやぶる」は、「神」に掛かる枕詞で、本来の意味は、勢いが強い、
強暴であると言う意味であったが、ここでは、あまりそのような意味は、
なく、和歌の訳は、(川面に紅葉が流れていますが)神代の時代にさえ
こんなことは聞いたことがありません。
竜田川一面に紅葉が散りしいて、流れる水を鮮やかな紅の色に染め
あげるなどということは。

と秋の本当に美しい自然の風景が浮かんでくる和歌です。

他の百人一首を覚えているかと言うと、この歌だけで、何故か好きでした。

秋を感じる神社へ参拝に行こう。

今日も一日がんばります!

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