2014年11月4日火曜日

大国主神

伊邪那岐の禊により誕生し
た須佐之男命の子孫に
有名な大国主神が、おられ
ます。

出雲大社の主祭神として
祀られるこの大国主神に
は、沢山の名前があります

『古事記』では、大穴牟遅神
(おほなむぢのかみ)、大己
貴命(おほなむちのみこと)、
大汝神(おほなもちのかみ)、
大穴道神(おほなむちのか
み)、八千矛神(やちほこの
かみ)、宇都志国玉神(うつ
しくにたまのかみ)、葦原色許男神(あしはらしこをのかみ)。

『日本書紀』では、八千矛神(やちほこのかみ)、廣矛魂神(ひろほこ
みたまのかみ)、大物主神(おほものぬしのかみ)、葦原醜男(あし
はらしこを)、大国玉神(おほくにたまのかみ)、顕国玉神(うつしくに
たまのかみ)、出雲大神(いづものおほかみ)。

これほどまでに、沢山の名前をお持ちだったのは、我々の日本人の
祖先が、農耕民族となり、それぞれの地方において、家を作り、
国を作り、生活をしていく中で、土地に定住し、自身の祖先を祀り
そして、土地の神を祀るようになったからと言われている。

つまり、祖先を祀る、祖霊信仰から、その土地の神として祖霊信仰
の上に立つ神として、大国主神、国魂などさまざまな名前でよばれ
た事が起源と思う。この神の名は、「強い霊力をもつ土地の守り神」
の概念をあらわすものとして、全国に祀られた。

地域ごとに別々のオオクニヌシがまつられていたと推測される。
三世紀はじめに誕生した大和朝廷は、三輪山の大物主神を王家
の守り神としてまつった。

国を作り、治め、人々の暮らしを平和にしていくのは、大変なこと
その中に、大国主神の力は統一する力があったのだと思う。
農耕民族の日本人が、天の天津神、天照大御神から太陽の恵、
エネルギーを得、地の神、大国主神、山の神から、水や大地の恵
をそれぞれに感謝をして祀る分化が、沢山の同じ思いが、
沢山の大国主神の名前を創りだしたのかと思う。

日本全国に古くからある大国主神を祀る神社。本当に神社の歴史
が、日本の歴史や風土、祖先の生活を物語っているところが、
とても興味深く、面白いのである。

三連休明け、今日からまた頑張ろう!

2014年11月3日月曜日

禊の心

『古事記』の考え深いと感じる
ところに、「黄泉の国から帰った
伊邪那岐神が禊を行い、沢山
の神が生まれるところ」です。

沢山の国生み神生みを行った
最愛のパートナーの伊邪那美
神が、火の神を生み、亡くなり
黄泉の国に行いってしまいま
す。その伊邪那美に会いたく
黄泉の国に追いかけて行った
伊邪那岐神は、そこで、「穢」
てしまい、穢れた身体を筑紫
の日向の橘の小門の阿波岐
原において「禊」をします。

禊は、「身をすすぐ」こと、「祓」も洗うこと、双方真義は同じです。

『禊とは、不完全を完全にする祈り』とも言
われます。水などで身体を洗い清めるだけ
でなく、どこまでも真心を尽くして不完全
を完全にしていく働き、精神努力です。

人は生きていれば常に不完全が生じます。失敗を犯します。これを
禊に禊いで、不完全を完全になれるように、真心、清明心、赤心
を尽くす、弥栄の精神とも言われます。

この「弥栄の精神」が、私が神道の精神でもっとも大切と思い、
また、大好きな所です!

禊の精神は、日本民族の精神、不完全を排除せず、不完全
だから完全に向けて進む考え方です。不完全が、人生の貴い
材料、人間として向上するためのきっかけであると考えています。

伊邪那岐神は、この禊によって沢山の神々を生みます。
禊の最初に生まれる、「黄泉の国の穢れ」そのものである、
「八十禍津日神(やそまがつひのかみ)」や「大禍津日神(おほまが
つひのかみ)」つまり、禍や悪の根源となる神が生まれ、そして、
それに対する、禍を改善するための神、「神直比神(かむなおひの
かみ)」や「大直比神(おほなほひのかみ)」が生まれます。

さらに、海の神、海産物の守護神など、つぎつぎと生まれ、
禊を重ねていった末に、あの三貴子と言われる、三柱の神、
「天照大御神」、「月読命」、「建速須佐之男命」が誕生します。

この伊邪那岐神の「禊」のところ、本当に、大切な部分と思います
不完全を完全にしよう、、だけど、いつも人は、穢がついてしまう
だから、毎日、朝は、神棚に向かい、「禊」の心、感謝と真心、赤心を
手を合わせて、頂き。 夜、就寝前には、一日を反省し、再び、「禊」の
心、感謝と真心、赤心を持って、神棚に手を合わす。

人間としての向上、精神の向上、弥栄の精神です!

今日は、三連休最終日、がんばります!




2014年11月2日日曜日

国生み神生み

古事記の続きになります、
天地開闢の続きから、最後に
尊い夫婦の神、伊邪那岐と
伊邪那美が、現れ、
有名な、国生み神生みを
始めます。

良く、明治天皇御製の和歌
などに、「大八島」は、この
国生みにて誕生した、日本
の国を表しています。

国生みを終えて、神生み、
山や川、風、水戸(みなと)
の神などをどんどんと誕生
させて、最後に火の神を
お生みになり、伊邪那美の
神は、陰部を焼かれて苦し
みます。その苦しみの中か
ら大事な神々が誕生します。

伊邪那美の苦しみから生まれた神々
① 嘔吐の中から生まれた、金山比古神、つぎに金山比売神
② 糞の中からうまれた、波邇夜須比古神、つぎに波邇夜須比売神
③ 尿の中からうまれた、弥都波能売神、つぎに和久産巣日神
こられの神々は、農業に大変に大切な神々です

①は、農業に大事なスキやクワを作るのに必要な鉱山の神
②は、農作物に必要な土の神
③は、農作物に必要な水の神 になります。

これらの神々の前提にして生まれたのが、豊宇気比売神(とようけびめのかみ)
つまり、伊勢の外宮の御祭神、豊受大神となります。豊受大神は、食物(農作物)
の神です。農作物を食するとき、伊邪那美の神の表現であると思えば、
とても尊い気持ちになり、食事に対して一層大切な思いが出てきます。

伊邪那岐、伊邪那美の神々のお生みになった神々が、我々の周りには
沢山あり、八百万の神々として、おられるのです。
何事にも、感謝を持って、謙虚に生きることが大事と教えてくれます。

古事記の物語は、心の中に落ちて、広がります、

さあ今日も秋晴れ!がんばります。


2014年11月1日土曜日

別天津神と神世七代


『古事記』の最初、別天津
神誕生と神世七代の誕生
について、それぞれの神々
について、調べてみました。

『古事記』の冒頭に出てくる、
造化三神(天之御中主神、
あめのみなかぬしのかみ、
高御産巣日神、たかみむ
すひのかみ、神産巣日神、
そして、かむむすひのかみ)
は、宇宙開闢の大原理が、
神々の名前で表現されて
います。

そして、創造進化の運動が
書かれ、
無限を司る神々
有限を司る神々が、
登場してくるように思います。

宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)と
天之常立神(あめのとこたちのかみ)は、造化三神を補佐する神々
として、形もなく臭いもなく色もない、神々が現れます。

その次の神世七代の神、から有限になる、国之常立神(くにのとこたち
のかみ)と豊雲野神(とよくもののかみ)の神は、宇宙創成の渾沌たるときの
神々で、有限の方にすすむ働きを担う神々で、働きを指しているから
やはり姿形は、ないです。

宇比地邇神(うひぢにのかみ)と妹須比智邇神(いもすひちにのかみ)は、
対の神々です。これは、矛盾を司る神々です。病気するのは、
生きている証、長く生きると必ず心配事や悩みがつきまとい、病気になる、
善くしていく努力と苦悩の中に真の平和があること、つまり矛盾です。

角杙神(つのぐひのかみ)と妹活杙神(いもいくぐひのかみ)も、対の神々
です。物を作る方面の神々で、逆に壊す方面の神々
でもあります。

意富斗能地神(おおとのぢのかみ)と妹大斗乃弁神(いもおおとのべのかみ)
も、対の神々です。できた物を広大豊富にする神々。物が
多くなるところに価値を認める神々。人が一つより二つ、二つより三つ欲し
がるのはこの神々のはたらきです。

於母陀流神(おもだるのかみ)と妹阿夜訶志古泥神(いもあやかしこねのかみ)
も、対の神々です。円満完全をつかさどる神々です。物は豊富
だけでなく、より完全で麗しく美しくあらねばならないという方面をつかさどる
はたらきです。

これらの神々は、人の心、人の欲望、本能そのものなのです。

そして最後の夫婦神によって、沢山の神々が生み出されていきます。

古事記の宇宙創造、天地開闢の物語は、人の心の広がり、無限に広がり
有限に広がり、形作る深さに通じて、ここが、とても面白いです。

人間の生活や環境がどんどんと進化していく現代ですが、
人間の心の中は、1000年以上の前から余り進化していないのか?
と思うとなんとも、面白いし、やはり生身の人間なんだと安心します。

そんな宇宙、天地開闢から、私達は、日々の生活において、
精神を向上させていく道を自らが気づき、平常心を持って
明るく、楽しく、元気よくと進みたいと思います。

今日から、11月、頑張ります!!








2014年10月31日金曜日

和魂と荒魂

人は、一霊四魂が元と言われ
る、四魂の中大切な二つ、「和
魂(にぎみたま)」と「荒魂(あら
みたま)」って、何かと勉強して
いくと、易経における、「太極
(たいきょく)」から陰陽が生じ、
宇宙自然の創造は、この陰と
陽によって無限に生成化育さ
れる。と言う教えと出会う。

陰は陽にも変じ、陽は陰にも
変じ、陰陽相応じて無限に
新たな創造進化が行われる。

陰が陽の気を受け止
めてあらゆる物が、
生成化育されていく。

陽と陰はプラスとマイナス、男と女、積極と消極、発展と調整、
知性と情性、欲望と反省、剛と柔、の相対関係。
これを陰陽の相対性原理と呼ばれる。

陽は造化の活動面を表現し、発展であり、分化する。分化過ぎれば
活動・発展は疲労して散漫、分裂し衰退する。これを救うのが陰で
陽の活動・分化を調整し統一していく。

陰陽の二者が相和し、無限の創造進化が
行われる。この中和状態を「中」という。
つまり、神ながらの産霊(むすひ)の本質である。

「和魂(にぎみたま)」は、陰である。「和」は賑(にぎ)わう。
そして和魂には、「奇魂(くしみたま)」と「幸魂(さきみたま)」の
二つがある。

「奇魂」は、結ぶ心、人々を一つの心にする働きをいう。
また「くし」は、髪を一つに束ねる「くし」、団子を一つにする「くし」(串)
神前に供える「玉串(たまぐし)」も、魂の「くし」の意味。
有り難い懐かしい心、誠の心を神に捧げるというしるしです。

「幸魂」は、数多いこと、豊富という意味。同時に分裂、分化、「さく」(裂)
といい、よく栄えてゆくこと。

「奇魂」は、陰、「幸魂」は、陽。「和魂」は、
この二者の権衡(けんこう)を得る
ところに、まったきを得るのである。

「荒魂」は、陽である。「和魂」と相対するのが、「荒魂」
猛き強き心、より善く、より美しく、より麗しく、輝く意思、
それは、人格を陶冶する向上心へ結ばれる。
「荒魂」は、「現す」、「現るる」という「あら」の魂。

天照大御神は「和魂」そして、「撞賢木厳之御魂天疎向津姫命
(つきさかきいづのみたまあまざかるむかつひめのみこと)」が、
伊勢の内宮の別宮、天照大御神の「荒魂」になります。

神ながらのはなしは、大好きで、長い長い文になってしまいました、、

「和魂」、「荒魂」、「奇魂」、「幸魂」の理解を深め、向上する。
産霊の力を頂くのである。

易経との出会いは、陰陽の相和、生成化育、また、産霊、産巣日
の力を伴う、「中」。中は、「中庸の徳」に繋がる。

もっと、もっと、自らの魂を高め、精神を高めたい。

今日から、三連休の準備開始。頑張ります!


2014年10月30日木曜日

カーペンターズ

朝の時間と言うのは、私が、ブ
ログを書いていると、その後ろ
で、家内は、ラジオ英会話を
聞いております。

先日のスペシャルウィークと
言うのが、いつもと違う雰囲
気!なんと!カーペンターズ
の歌が流れていました。

あのヒット曲、(They Long To
 Be) Close To You

Why do birds suddenly appear
Every time you are near?
Just like me, they long to be
Close to you

Why do stars fall down from the sky
Every time you walk by?
Just like me, they long to be   Close to you

On the day that you were born  The angels got together
And decided to create a dream come true
So they sprinkled moon-dust   In your hair of gold
And starlight in your eyes of blue

恥ずかしながら、上の写真が、16年前の私達の結婚式披露宴の
写真! カーペンターズの「トップ・オブ・ザ・ワールド」を歌ったのです。

「歌」と言うのは、本当に不思議、昔のあのカラオケで何回も練習した
事を思い出しました、、、
 

結婚式、新郎新婦様の大切な日をお手伝いさせて頂いている事、
お二人の立場に立って、良き出発の日であるようにお手伝い
させて頂けるよう、再認識!

緊張感を高め、望むよう、心しました。






2014年10月29日水曜日

訪問着

昨日、いつもお世話になる会場
の女将より、「12月、結婚式の
およばれされました、何か、私
に似合う着物を提案して。」とご
要望頂きました。

おお!着物のTPOを考える
とやはり、部下の結婚式に
参列される上司として、
準礼装の着物が、良いかと
思います。

ただ、日頃のお仕事から、
着物の方、普段着ない着物で、

紳士服のTPOであれば、上司
それも、スピーチがある立場
であろう方なので、準礼装と
なり、ディレクターズスーツ
または、タキシードと考えます。
時間的ルールであれば、
昼間は、ディレクターズ、
夜は、タキシードとしますが、
日本の婚礼では、時間の設定
は、アバウトとして両方着用
しています。

一方、今回の着物!

やはり、訪問着か?

と思うとなかなか難しい、
日頃よりお仕事で、お着物を
おめし方なので、、ご提案に
も緊張致します。

仕事の際には、あまり着用
出来ないだろうと思われる、
少し派手目で、おしゃれ、また
落ち着きがあり、楽しい素敵
な着物。

難しいです。今回は、四点の
ご提案の中、二点をこの
ブログにてご紹介致します。着物の格を、簡単な表にまとめてみました。

実際に女将さんに気に入って頂けるか、、、緊張ですが、ご提案してみます。

さあ、今日も秋晴れ、頑張ります!